PHP超入門 (42)


さて、今回は、前回の課題であった、「既にテキストファイルの中に、新しい
文章(テキスト)でプログラムを実行すると、上書き保存されてしまう」とい
う問題についてです。

これだと、他の文章(テキスト)を追加したい場合、もとの文章(テキスト)
も含めて、1から入力し直さなければなりません。

これでは、チョット効率が悪いです。

そこで、ここで、他の文章(テキスト)を追加するための新しい文法の登場で
す。



■文章(テキスト)を新しく追加する引数(ひきすう)「a」

今まで、いろいろなことを説明してきましたが、基本となるのは、


----------------------------------------------------------
<?php
$file = fopen("C:\\inetpub\\wwwroot\\php\\xxx.txt","○");

fwrite($file,"あなたの脳年齢は52歳です。")

fclose($file);
?>
----------------------------------------------------------

という、簡単なプログラムであり、上記2行目の「○」の部分にいろいろな、
引数(ひきすう)を指定して、ハードディスク上に文章(テキストファイル)
(上の例では、「xxx.txt」の部分)を作って、保存していました。

今までは、それらの引数(ひきすう)が、「r」「w」の場合についてイロイ
ロと説明してきました。

ここで、以前にも何度かお話してきましたが、ここで、もう一度、この、引数
(ひきすう)の記号と、それぞれの役割を一覧にまとめてすると、以下のよう
になります。


----------------------------------------------------
引数    意味      ファイルが存在しない場合
----------------------------------------------------
 r  読み込み専用    エラー
 r+  読み書き可能    エラー
 w  書き込み専用    ファイルを作成
 w+  読み書き可能    ファイルを作成
 a  追加書き込み専用  ファイルを作成
 a+  読み込み、追加可能 ファイルを作成
----------------------------------------------------


そして、今回は、最後の引数(ひきすう)となる、「a」についてです。

これを用いることにより、ハードディスク上に保存された文章(テキスト)に、
新しい文章(テキスト)を追加書き込みすることができます。



■早速、実験

まずは、何も無いハードディスク上に、新しい文章(テキスト)を作ります。

上の機能一覧でもあるように、引数(ひきすう)「w」「a」の場合は、新し
い文章(テキスト)ファイルを自動的に生成してくれるので、どちらを使って
もよいのですが、今回は、あなたが、こんがらがるといけないと思い、引数(
ひきすう)「a」を使います。


まずは、以下のphpプログラムを作成し、

----------------------------------------------------------
<?php
$file = fopen("C:\\inetpub\\wwwroot\\php\\097.txt","a");

fwrite($file,"あなたの脳年齢は52歳です。");

fclose($file);
?>
----------------------------------------------------------


それを「097-1.php」という名前で、「C:\inetpub\wwwroot\php」フォルダに
保存します。


そして、ブラウザのアドレス欄に、「http://localhost/php/097-1.php」と入
力します。


そうすると、画面上では、何も変化は起きませんが、エクスプローラを立ち上
げて、「C:\inetpub\wwwroot\php」フォルダを見てみると、新しく、プログラ
ム中で指定した「097.txt」というファイルが出来ており、


その中身をメモ帳でみると、チャント、「あなたの脳年齢は52歳です。」と書
かれています。


次に、以下のようなPHPプログラムを用意し、

----------------------------------------------------------
<?php
$file = fopen("C:\\inetpub\\wwwroot\\php\\097.txt","a");

fwrite($file,"あなたの実年齢は25歳です。");

fclose($file);
?>
----------------------------------------------------------

それを、「097-2.php」という名前で、「C:\inetpub\wwwroot\php」フォルダ
に保存します。


早速、ブラウザのアドレス欄に「http://localhost/php/097-2.php」と入力す
ると、先程と同様、画面上では何も変化はありませんし、「C:\inetpub\wwwro
ot\php」フォルダのファイルの種類も変わっていません。


ここで、「097.txt」ファイルの中身を開いて見ると。。。

見事、2番目のプログラム中に書かれている「あなたの実年齢は25歳です。」
が追記されているのが分かると思います。


このように、引数(ひきすう)「a」を使うことにより、引数(ひきすう)「
w」を使ったときは、追記する文章も含めて、最初から入力しなければならな
いのを、追記する文章だけを指定して、すでにハードディスク上にある文章(
テキスト)ファイルに追記書き込みができることが、できるようになりました。

これで、今まで説明した引数(ひきすう)の説明は全て終わることになり、万
歳三唱としたいところですが、自分としては、ちょっとシックリこないという
か、実用面ではナンカ物足りないな〜、というのが正直なところです。

もしかしたら、あなたもそうかもしれません。

そう、今回のPHPプログラミングの話から離れて、普段のパソコンライフを
考えて見ると、ワードなり、エクセルなりで、「追加書き込み」なんてメニュ
ーはありません。


そこが、今回のお話でピンとこないところかもしれません。

話が長くなってしまいますので、これらのことについて、次回以降、考えて見
たいと思います。

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