PHP超入門 (15)


さて、前回はチョット寄り道をしてしまいましたが、今までは、PHPプログ
ラムの基礎となる変数についてお話してきました。
PHPプログラムの変数には

・スカラー変数
・スカラー配列
・ハッシュ(連想配列)

の3種類があり、特に、ハッシュの場合には、HTMLのフォームから値を受
け取るのに重要な役割($_POST[])を果たしていることは前々回お話した通り
です。

さて、今回は、2番目の話題として、これらの変数を用いて、いろいろな計算
をすることについてお話したいと思います。

一応、上に挙げたどの変数でも話は同じですが、直感的に一番分かりやすいス
カラー変数を今回用いたいと思います。



■四則演算+1

四則演算と難しい言い方をしていますが、要は、

・足し算
・引き算
・掛け算
・割り算

のことです。

これならずっと分かりやすいでしょう。

そして、表題に「+1」と書いたのは、ここに剰余算が加わることを意味して
います。

剰余算とは、aとbという2つの値があって、aをbでわった時の余りを答え
とするものです。

例えば、5÷3の余りは2となりますが、この2が剰余算の答えとなります。
この剰余算がどのような使い道があるかというと、例えば、プログラム中で、
ある数が偶数か奇数か調べたいときに、その数を2で割り、その剰余(余り)
が0であれば偶数、1であれば奇数である、と判断することができます。

では、これらの計算のPHPでの書き方はどうなるのでしょうか?

足し算の「+」や引き算の「−」はキーボードにありますが、掛け算の「×」
や、割り算の「÷」の記号はキーボードにありません。

これらの場合は、一体どのように表現するのでしょうか?



■四則演算の標記方法

その答えは以下の通りになります。


・足し算
 $a+$b → $a+$b

・引き算
 $a−$b → $a−$b

・掛け算
 $a×$b → $a*$b

・割り算
 $a÷$b → $a/$b

・剰余算
 $a%$b

こんな感じです。
(上の標記は、見やすいように全角文字を使用していますが、実際はすべて半
 角文字で表現するので、ご注意の程を。。。)



■四則演算の実験

さて、前々回、テキストボックスを使って、そのテキストボックスに入力され
た文字や数値をブラウザに表示することをお示ししましたが、今回は、これを
応用して、簡単な四則演算の計算機(プログラム)を作ってみて、上で書いて
あることがほんとうかどうか実験で確認してみたいと思います。

まずは、入力用フォームをHTML文でつくります。


---------------------------------------------------
<html>
<head>
<title>四則演算のテスト</title>
</head>
<body>
四則演算のテスト<br>
<form action="070-1.php" method="post">
値a:<input type="text" name="atai_a"><br>
値b:<input type="text" name="atai_b"><br>
<input type="submit" name="bottun1" value="入 力">
</form>
</body>
</html>
---------------------------------------------------

これをまず、「C:\Inetpub\wwwroot\php」フォルダに「070-1.htm」という名
前で保存します。

次にPHPのプログラムを次のように作ります。


-----------------------------------------
<?php
print("計算結果<br>");

print("計算結果<br>");

$a = $_POST["atai_a"];
$b = $_POST["atai_b"];

print("<br>");

print("a=".$a."<br>");
print("b=".$b."<br>");

print("<br>");

print("足し算 (a+b):".($a + $b)."<br>");
print("引き算 (a-b):".($a - $b)."<br>");
print("掛け算 (a*b):".($a * $b)."<br>");
print("割り算 (a/b):".($a / $b)."<br>");
print("剰余算 (a%b):".($a % $b)."<br>");

?>
-----------------------------------------
※「.」は文字と文字をつなげる機能がある記号です
 「<br>」はHTML文での改行タグです


このPHPプログラムを「070-1.php」の名前で、「C:\Inetpub\wwwroot\php」
フォルダに保存します。

そして、ブラウザのアドレス欄に「http://localhost/php/070-1.htm」と入力
して、値a欄と値b欄に適当な数字を入力します。

その後、「入力」ボタンを押すと、それぞれの計算結果が表示されると思いま
す。


  実例はコチラ → http://www.e-and-a.ws/05/070-1.htm

もし、時間があれば、通常の電卓で、計算結果があっているかどうか確認する
のも一興かと思います。


以上が、PHPにおける基本的な計算方法の話でした。
次回は、同じ計算方法でもチヨット変わったというか、特徴のある表記方法に
ついてお話する予定です。

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