さて、前回はチョット寄り道をしてしまいましたが、今までは、PHPプログ ラムの基礎となる変数についてお話してきました。 PHPプログラムの変数には ・スカラー変数 ・スカラー配列 ・ハッシュ(連想配列) の3種類があり、特に、ハッシュの場合には、HTMLのフォームから値を受 け取るのに重要な役割($_POST[])を果たしていることは前々回お話した通り です。 さて、今回は、2番目の話題として、これらの変数を用いて、いろいろな計算 をすることについてお話したいと思います。 一応、上に挙げたどの変数でも話は同じですが、直感的に一番分かりやすいス カラー変数を今回用いたいと思います。 ■四則演算+1 四則演算と難しい言い方をしていますが、要は、 ・足し算 ・引き算 ・掛け算 ・割り算 のことです。 これならずっと分かりやすいでしょう。 そして、表題に「+1」と書いたのは、ここに剰余算が加わることを意味して います。 剰余算とは、aとbという2つの値があって、aをbでわった時の余りを答え とするものです。 例えば、5÷3の余りは2となりますが、この2が剰余算の答えとなります。 この剰余算がどのような使い道があるかというと、例えば、プログラム中で、 ある数が偶数か奇数か調べたいときに、その数を2で割り、その剰余(余り) が0であれば偶数、1であれば奇数である、と判断することができます。 では、これらの計算のPHPでの書き方はどうなるのでしょうか? 足し算の「+」や引き算の「−」はキーボードにありますが、掛け算の「×」 や、割り算の「÷」の記号はキーボードにありません。 これらの場合は、一体どのように表現するのでしょうか? ■四則演算の標記方法 その答えは以下の通りになります。 ・足し算 $a+$b → $a+$b ・引き算 $a−$b → $a−$b ・掛け算 $a×$b → $a*$b ・割り算 $a÷$b → $a/$b ・剰余算 $a%$b こんな感じです。 (上の標記は、見やすいように全角文字を使用していますが、実際はすべて半 角文字で表現するので、ご注意の程を。。。) ■四則演算の実験 さて、前々回、テキストボックスを使って、そのテキストボックスに入力され た文字や数値をブラウザに表示することをお示ししましたが、今回は、これを 応用して、簡単な四則演算の計算機(プログラム)を作ってみて、上で書いて あることがほんとうかどうか実験で確認してみたいと思います。 まずは、入力用フォームをHTML文でつくります。 --------------------------------------------------- <html> <head> <title>四則演算のテスト</title> </head> <body> 四則演算のテスト<br> <form action="070-1.php" method="post"> 値a:<input type="text" name="atai_a"><br> 値b:<input type="text" name="atai_b"><br> <input type="submit" name="bottun1" value="入 力"> </form> </body> </html> --------------------------------------------------- これをまず、「C:\Inetpub\wwwroot\php」フォルダに「070-1.htm」という名 前で保存します。
次にPHPのプログラムを次のように作ります。 ----------------------------------------- <?php print("計算結果<br>"); print("計算結果<br>"); $a = $_POST["atai_a"]; $b = $_POST["atai_b"]; print("<br>"); print("a=".$a."<br>"); print("b=".$b."<br>"); print("<br>"); print("足し算 (a+b):".($a + $b)."<br>"); print("引き算 (a-b):".($a - $b)."<br>"); print("掛け算 (a*b):".($a * $b)."<br>"); print("割り算 (a/b):".($a / $b)."<br>"); print("剰余算 (a%b):".($a % $b)."<br>"); ?> ----------------------------------------- ※「.」は文字と文字をつなげる機能がある記号です 「<br>」はHTML文での改行タグです このPHPプログラムを「070-1.php」の名前で、「C:\Inetpub\wwwroot\php」 フォルダに保存します。
そして、ブラウザのアドレス欄に「http://localhost/php/070-1.htm」と入力 して、値a欄と値b欄に適当な数字を入力します。
その後、「入力」ボタンを押すと、それぞれの計算結果が表示されると思いま す。
もし、時間があれば、通常の電卓で、計算結果があっているかどうか確認する のも一興かと思います。 以上が、PHPにおける基本的な計算方法の話でした。 次回は、同じ計算方法でもチヨット変わったというか、特徴のある表記方法に ついてお話する予定です。
42歳のオヤジでもできた!パソコンサーバー化計画 (マガジンID:0000114576)
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