PHP超入門 (13)


前回までで、PHPプログラムの一番の基礎である変数(スカラー型・配列型
変数・ハッシュ(連想配列))についてお話してきました。

変数のお話はこれで終わりですが、ハッシュの話の中で、ハッシュはフォーム
を使ったページ間での値の受け渡しに大活躍すると書きましたので、今回は、
ほんのさわりの部分だけですが、これについてお話したいと思います。

今までは、PHPのスクリプトそのものだけを書いて、その動きを確かめるだ
けでしたが、今回は、ブラウザ上から値を入力して、それを何らかの処理をし
てブラウザ上に再び表示する、というWebアプリケーションっぽい内容となって
います。



■テキストボックスに入力した値をブラウザ上に表示する

まずは、一行テキストボックスを用意して、そこに入力された内容をブラウザ
上に表示する、ということをやってみます。

まずは下記のような一行テキストボックスをHTML文でつくります。
(マァ、これはごくありきたりのHTMLファイルです。)


-------------------------------------------------

<html>
<head>
<title>テキストボックスのテスト</title>
</head>
<body>
<form action="068-2.php" method="post">
お名前を入力してください<br>
<input type="text" name="namae"><br>
<input type="submit" name="bottun1" value="入力">
</form>
</body>
</html>

-------------------------------------------------


これを068-1.htmという名前で、C:\Inetpub\wwwroot\phpフォルダに保存しま
す。

そして、ブラウザのアドレス欄に「http://localhost/php/068-1.htm」と入力
すると、よく見かける一行テキストボックスが表示されます。



次に、PHPで入力された内容を表示するスクリプトを作成します。

--------------------------------------

<?php
$a_1 = $_POST["namae"];
$a_2 = $_POST["bottun1"];

print("あなたの名前は".$a_1."ですね<br>");
print("ちなみにボタンの名前は".$a_2."となっています");
?>

--------------------------------------

このPHPスクリプトを「068-2.php」という名前で、上の068-1.htmとを保存
した同じフォルダに保存します。

これで、準備が整いました。

ブラウザのアドレス欄に「http://localhost/php/068-1.htm」と入力し、テキ
ストボックスに適当な文字を入力し

入力ボタンを押してください。

そうすると、上で用意したPHPファイルにより、ブラウザ上に入力した文字
と、ボタンの名前が表示されると思います。


  実例はコチラ → http://www.e-and-a.ws/05/068-1.htm



■注意点と解説

では、上の2つのファイルについて、その注意点と解説をしたいと思います。

【注意点】

・<form action="068-2.php"となっているように、「action=」に指定するフ
 ァイル名は、必ず、データを受け取るPHPファイル名(この場合は「068-
 2.php」)を指定してください。(一致させてください)

・一行テキストボックスのタグには「name="namae"」という具合に、必ずネー
 ム属性を記述してください(名前を記述してください)。
 名前は自分が好きなように付けて構いません。


【解説】

・上のHTMLファイルを注意点を守りった場合、入力ボタンを押すと、<for
 m>〜</form>の間に記述してある内容は、一括して、PHPファイルに渡さ
 れ、その内容は「$_POST」という名前の連想配列(ハッシュ)に格納されま
 す。

 この「$_POST」というのは、PHPのシステム側であらかじめ用意されたも
 のであり、決められているている連想配列(ハッシュ)の名前なので、他の
 名前にすると、エラーとなり、値を取り出すことができません。

・例えば、一行テキストボックスには、HTMLファイルの方で「namae」と
 いう名称が指定されているので、ここの値を取り出したい場合は「$_POST["
 namae"]」という指定により、値を取り出すことができます。

・これは遊びですが、「<input type="submit" name="bottun1" value="入力"
 >」の箇所にも「name="bottun1"」と名前を指定しているので、「$_POST["b
 ottun1"]」という指定により、ボタンに書いてある名称も取り出すことがで
 きます。
 (実際にはあまり意味がないものですが、動きの例として取り上げました)


以上のように、連想配列(ハッシュ)は単に変数に複数の値を入れて取り出す
だけではなく、特に「$_POST[ ]」という形式は、フォームをつかったページ
間の値のやり取りに重要な役割を担っています。

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