前号で、PHPについてのさわりの部分をお話しましたが、これから、PHP のいろいろな基本的なことをお話する前に、今回は、果たして、PHPでエク セルのデータを見ることができるか、実験してみたいと思います。 もし、これが可能ならば、例えば、事務所(自宅)のパソコンにあるデータを外 出先から見る、ということが可能になり、非常に便利なのではないかと思います。 (しかもタダで。。。) そのためには、事前準備として、エクセルに細工を施す必要がありまので、まず、 それについてのお話です。 ただ、その前に、このメルマガを読んでPHPをインストールした、Windows 2000 ProとWindows XP Proの方へのお詫びとお願いです。スミマセン。。。 ■PHP4.3.11へのアップグレード■ 先にもお話したように、このメルマガを読んでPHPをインストールした場合、 Windows 2000 ProとWindows XP Proの方はPHPのバージョンが4.3.10になって いると思います。 実は、4.3.10のままだと、エクセルを見るスクリプトがPHP自体の不具合(バ グ?)でうまく動かないことが分かりました。 バージョンの確認は、PHPの動作確認のところで使用した、 <?php phpinfo(); ?> というたった3行のスクリプトを動かして、表示される画面で確認できます。
そこで、バージョンアップの方法ですが、 1.前回と同様、PHPのホームページから、PHP4.3.11の2個のファイルをダウン ロードする。
2.現在のCドライブにある「PHP」というフォルダを丸ごと削除する。 3.あとは前回説明した内容と同様にPHPをインストールする
こちらの不手際で、ご迷惑&お手数をお掛けして申し訳ありません。 なお、Windows XP Home Editionの方は、前回の説明でインストールしたもの は、バージョン4.3.11なので、何もしなくても大丈夫です。 ■エクセルの下準備■ さて、ここで、ブラウザに表示させるエクセルのファイルを準備します。 いろいろ考えたのですが、結局ここでは、日本郵政公社が公開している、事業 所の郵便番号一覧の一部を拝借して使用することにしました。
では、そのエクセルの設定について順次解説していきたいと思います。 1.まず、1行目の各列はそれぞれの列の名称を指定しておきます。 実際、ブラウザに表示させた時、一行目の中身は表示されません。
2.次にマウスをA1セルに持っていき、そこからドラッグして、表示させたい範 囲を指定します。
3.次にエクセルのメニューから「挿入(I)」−「名前(N)」−「定義(D)」をク リックします。
4.すると、テキストボックスの中にはすでにA1セルの内容の「No.」という ものが入っていますが、これを消して、新たに「yuubin」という名称を入れ 「追加(A)」のボタンをクリックし、下のボックスに「yuubin」という名称 が入ったら、「OK」ボタンを押し、その画面を閉じます。
これで、エクセルの下準備は完了です。 上の説明で自分自身のエクセルのデータを使う場合には適宜読み替えて設定し てください。 そして、最後にこのエクセルのファイルを、「060.xls」という名前で、「C:\ Ineupub\wwwroot\php」フォルダに保存します。 ■エクセルのデータを表示するPHPスクリプト■ では、ここで上で下準備したエクセルのファイルを表示する、PHPのスクリプ トです。 -------------------------------------------------------------------------------- <?php $xlsfile="C:/Inetpub/wwwroot/php/060.xls"; if (!$conn = new COM("ADODB.Connection")) exit("Unable to create an ADODB connection"); $strConn = "DRIVER={Microsoft Excel Driver (*.xls)};DBQ=" . realpath($xlsfile); $conn->open($strConn); $strSQL = "SELECT * FROM yuubin"; $rs = $conn->execute($strSQL); $url = $rs->Fields(1); while (!$rs->EOF) { print "$url->value"; $rs->MoveNext(); } $rs->Close(); $conn->Close(); $rs = null; $conn = null ?> -------------------------------------------------------------------------------- 今は、何がなにやら分からないと思いますが、今は、全然理解できなくてもま ったく問題ありません。 何せ。まだ、実験的なシロモノですから。。。 マァ、今は呪文のようなもの、として考えてくだされば結構です。 単に、エクセルのデータがPHPでブラウザに表示できるか確認するための実 験的&実用にはチョット難しいスクリプトですので、何も考えずにコピー&ペ ーストしてください。 とりあえず、「<?php」から「?>」の部分をメモ帳等に貼り付けて、「060.php」 という名前で、「C:\Ineupub\wwwroot\php」フォルダ、すなわち、上のエクセ ルのファイルを保存したところと同じ場所に保存します。
そして、インターネットエクスプローラを立ち上げ、アドレス欄に ・http://localhost/php/060.php ・http://コンピュータの名前//060.php のどちらかを入力して、画面に、エクセルに入力してある企業名がズラズラと 表示されれば成功です。
次回は、この意味不明のスクリプトですが、その一部をいじってみて、少々遊 んでみたいと思います。
42歳のオヤジでもできた!パソコンサーバー化計画 (マガジンID:0000114576)
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