PHP超入門 (2)
今回は、前回の予告通り、実際にPHPをパソコンにインストールする作業です。
ずっと以前にやったActive Perlのインストール操作よりも若干複雑になりま
すし、WindowsXP ProfessinalとWindows XP Home Editionとは操作が異なりま
すので、注意してください。
初めはてWindows 2000 Professinal,Windows XP ProfessinalとWindows XP Ho
me Editionについて一度に説明しようと思ったのですが、実際、書いてみると、
あまりにも膨大な文章量になってしまったので、今回は、Windows 2000 Profe
ssinal,Windows XP Professinalについて、次回は、Windows XP Home Edition
と、2回に分けてお話したいと思います。
悪しからず、ご了承ください。
■前提条件■
なお、ここでは、サーバープログラムとして、Windows 2000 Professinal,Win
dows XP Professinalの場合はIIS、Windows XP Home Editionの場合は、An
HTTPdが既にインストールされているものとしてお話を進めさせて頂きます。
インストール前にご自身のOSとサーバプログラムの種類を確認しておいてく
ださい。
また、今回と以降のお話は、あなたのパソコンの設定が以下のようになってい
ることを前提としてしますので、自分なりに変えている場合には、その部分は
適宜読み替えてください。
これは、最後のPHPの動作確認のところで関係してきます。
●Windows 2000 Professinal,Windows XP Professinalの場合
・サーバープログラムとしてIISがインストールされている。
・ホームページとして公開するフォルダの基点(ホームディレクトリ)が、C
ドライブ−「Inetpub」−「wwwroot」となっている。
(確認の仕方)
「スタート」−「コントロールパネル」−「パフォーマンスとメンテナン
ス」−「管理ツール」の中にある「インターネットインフォメーションサ
ービス」を立ち上げる
↓
左側の画面の「+」の記号を展開していき、「既定のWebサイト」を表示
させる。
↓
「既定のWebサイト」の上で右クリックし、「プロパティ(R)」をクリック
↓
開かれた画面の「ホームディレクトリ」のタブをクリックし、「ローカル
パス」の欄が、「C:\Inetpub\wwwroot」になっている。
↓
設定を確認したら「OK」をクリックし、全ての画面を閉じる。
・エクスプローラを使って、「C:\Inetpub\wwwroot」の下に「php」というフ
ォルダを作る。
↓
作った「php」フォルダの上で右クリック→「プロパティ(R)」をクリックす
る。
↓
表示された画面の「セキュリティ」のタブをクリックし、インターネットユ
ーザーに「フルコントロール」の権限を設定する。
※「セキュリティ」のタブの出し方、アクセス権の設定の仕方については、
下記を参照ください。
http://www.e-and-a.ws/01/011.asp
■PHPをインストールしよう(1)■
Windows 2000 Professinal,Windows XP Professinal編
1.PHPのダウンロード
まずはインストールするファイルをダウンロードします。
PHP公式サイト
http://www.php.net/downloads.php
Windows Binariesの下にある以下の2つをダウンロードします。
PHP 4.3.10 zip package [7,405Kb] - 15 Dec 2004 2005/03/09日現在
をダウンロードします。下記のインストール版ではモジュール関係が入ってい
ない為、ダウンロードしておきます。後ほど必要となります。
次にインストーラが内臓された、PHP 4.3.10 installerというのもありますの
でダウンロードします。
(PHP 4.3.10 installer [1,052Kb] - 03 Dec 2004)2005/03/09日現在
2.PHPのインストール
1)ダウンロードしたphp-4.3.4-installer.exeをダブルクリックして起動し
ます。
(この例ではデスクトップにダウンロードしました)
2)インストーラが起動するので「Next」をクリック
3)ライセンスの許諾画面が表示されるので「I Agree」をクリック
4)インストールオプションが表示されるので、standard(標準)をクリック
して、「Next」をクリック
5)インストールディレクトリの指定画面が表示されます。C:PHPでそのまま
「Next」クリックします。
6)SMTPサーバと管理者のメールサーバの指定が出てくるので、それぞれ指定
します。後から変更できるので、localhost,me@localhost.comのままでも
かまいません。「Next」をクリック。
7)次にHTTPサーバのソフト選択が出てきます。ご自身のサーバソフトを指定
します。
Windows 2000 Pro,Windows XP Pro の場合は、IIS 5なので、「Microsoft
IIS 4 or higher」を選択します。
8)インストールの確認画面が表示されるのでNextをクリック
9)IISを選択した場合、スクリプトマッピング完了を示す画面が表示される
ので、そのままOKを押します。
10)PHP 4.3.4 has been successfully installed.のメッセージが出てきたら
インストール終了です。
最後に先にダウンロードしたphp-4.3.10-Win32.zipを解凍します。
Windows XP Professionalの場合は、ZIP圧縮ファイルの解凍に、標準で対応し
ていますので、以下はそれに沿って説明します。
Windows 2000 Professionalの場合は、適当な解凍ソフトを用いてください。
ダウンロードしたphp-4.3.10-Win32.zipのアイコンをダブルクリックします。
(この例ではデスクトップにダウンロードしました)
そうすると、php-4.3.10-Win32というフォルダが見えますので、
さらに、その中にある、その中のフォルダ「dlls」と「extensions」と「sapi
」計3個のフォルダを中のファイルごとc:\phpにコピーします。
↓
HTTPサーバを再起動しておきます。
HTTPサーバの再起動の方法が分からなければ、パソコン自体を再起動しても構
いません。
■PHPが動作するかどうか確認しよう■
HTTPサーバのルートディレクトリ(このメルマガに沿って設定してある場合に
は、C:\Inetpub\wwwroot\php)に、メモ帳等で下記の内容を作成して、「test.
php」の名前で保存します。
「test.php」の内容
----------------------------------------------------------------------
<?php
phpinfo();
?>
----------------------------------------------------------------------
http://localhost/php/test.php などとブラウザで確認します。
ソースがそのまま表示されたりしたらインストールが正しく終了していません。
成功している場合、PHPのインフォメーション画面が表示されます。
うまく表示されましたでしょうか?
うまく表示されなかった場合は以下を参考にしてください。
■うまく動作しない場合の確認■
>IIS編<
レジストリの登録・関連付けがうまくいっていない可能性があります。
バージョン・OSによって設定が異なりますので、以下のURLを参照してくださ
い。
http://php.benscom.com/manual/ja/install.iis.php
■HTTPサーバは何を使うのがよいか?■
Windows上でよく使われているHTTPサーバはAN HTTPDであると思いますが、PHP
等を使いこなしていこう、今後はLinuxも視野に入れていこうと思っている人
はapacheをこの際、検討してみたらいいかもしれません。
意外と導入は楽ですし、Linuxとの親和性も高いです。